Eggs&Seeds

キレイゴトと毒が目一杯詰まった法科大学院生のブログ。
いつか殻を破って何かになりたいと企みながら
頭に浮かんだ独り言をありのままに吐き出します。皆様見守ってやってください。
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テオ・ヤンセン展@日比谷パティオ

テオ・ヤンセン展に行ってきました。
プラスチックチューブから出来た新生物、ビーチアニマルの展示です。

百聞は一見に如かず↓


私はビーチアニマルというものを全く知りませんでしたが、
一緒に行った友達は「たけしの誰でもピカソ」で見たことがあったそうなので、有名なのかもしれません。

工学的に計算し尽くされた緻密な骨格を持ち、
馬の足をイメージして作られた足で
砂浜でもしっかり地面を捉えて
思いの外早いスピードで、わさわさわさっと歩きます。
ナウシカに出てくる王蟲の仲間だと思うw

アニマリス・モデュラリウス(写真)は、ビーチアニマルの最新形態。
羽根で風を受けて体内に空気を取り込み、その圧力で動き出します。
ただ歩くだけではなくて、
触覚で危険を察知すると、空気の流れが変わって
自ら方向転換することもできちゃうからすごい。



150kgもあるんだそうですが
横長の体に均等に分散されていて、わずかな力で動けるそうです。
デモンストレーションで、実際に動かして見せてくれました。

電気的な動力を使ってないのが不思議すぎるくらい、動きはダイナミック。
ちょっとぎこちない動きが、本物の生き物のよう。
そのぎこちない遊びの部分が、
砂浜のような足場の悪いところでも歩ける秘訣なんだとか。

観覧者が自分で動かしてみることのできる
小さめのアニマリス・オルディスという作品もありました。
そちらは25kgだそうですが、
やっぱりそんな重さは感じさせないくらい軽い力で動かせました。

ビーチアニマル達はどれも
骨格むき出しでメカニカルな外見なんだけれど
なぜか眺めているうちに、表情があるような気がしてきて愛らしい。

素材が切りっぱなしだったり、結束帯の長さが不揃いだったり
動作の本質に関わらない部分は無造作に作ってありますが
それも思うところがあってのこと。
日本のスタッフが、細部を補修中のテオ・ヤンセンに
「なんで不揃いのままにしてるのか?」と聞いた時
「それは彼らの体の一部だから、無理に整えたら死んでしまうよw」
と答えたそうです。

テオ・ヤンセンにとって、ビーチアニマルは生命そのもので
プラスチックチューブに一度生命を吹き込んだら
その生命は人間の手を離れ
動かなくなれば寿命を迎えて化石になる。
寿命を迎えたビーチアニマルの遺伝子は、
新たなビーチアニマルに受け継がれていく。

テオの夢は、自分の死後もビーチアニマルが生き続けること。

直接会ったわけではありませんが
作品の説明書きやスタッフの説明を見聞きするうちに
ビーチアニマルに愛情を注ぐテオ・ヤンセンという人が好きになりました。

大きな夢に無邪気に目を輝かせる、子供のような大人。
子供は夢を見る力があって
大人は夢を実現させる力があって
二つを両立したときに生まれるものは、無限の可能性。
テオ・ヤンセンのような歳の取り方したいし、
そういう人っていいなぁって思います。

さらに、テオ・ヤンセンは物理学の研究者であると同時に芸術家。
論理と感性を融合した一つの形が、テオ・ヤンセンの作品です。
この前書いたジャズの話といい、数学の話といい、「論理と感性」は美のキーワードですね。
論理的で感性の鋭い人にも憧れます。

要するに何が言いたいかというと、
話を聞く限りのテオ・ヤンセンは、
私の憧れポイントをつきまくったカッコイイおじさま
のように思われます、ということです(笑)

この展示の難点をあげるとすれば、
このビーチアニマル達に日比谷パティオの臨時テントは、窮屈そうだということ。
目の前に大海原が広がる広大な砂浜を
のっしのっしと歩いている方が似合いますね。

他にも色々書きたいことはありますが
この記事、実は日曜からちょこちょこ書いてて
このままだと永久にアップできないので、そろそろ見切りをつけます(笑)
気が向いたら追記するかも。


余談。
せっかく銀座方面に行くんだからと思って、
展覧会前にイデミ・スギノのケーキを久しぶりに堪能しようとしたら
あと数人のところで売り切れ…並んだのに食べられず(泣)

休日のイデミは11時じゃ遅すぎるということを学びました。
心の準備万端だった分、逃すとよけい食べたくなる・・・!
近いうちにリベンジしたいです。

http://www.hibiya-patio.jp/theo/
2009年1月17日(土)より4月12日(日)までの間、オランダ人アーティスト“テオ・ヤンセン”のアジア初の作品展示を行います。日比谷パティオ特設会場に、オランダ、イップンブルグのテオのラボより、プラスティックチューブから作り出されたストランドビースト(strandbeest オランダ語“砂浜生物”の意味)がやってきます。その骨格の様な外観と、風力を動力源として自ら歩き出す不思議なストランドビースト。

テオ自身”生物”と称するその独特な魅力を解き明かしていきます。 内外のブログ、動画投稿サイトで話題沸騰中の「ストランドビースト」の展示に加え、彼の製作活動を紹介するアジア初の公開展示となります。 オランダから海を渡ってやってくる、迫力の日本初上陸作品群をお楽しみに!

[ストランドビーストに関して]
ストランドビーストはこれまでの生命体とはちがい、タンパク質ではなく別の基本要素からできています。その基本要素とは黄色のプラスティックチューブで、そこから作られた骨組みは歩くこともできます。ビーチアニマルたちはエネルギーを風から取りこむので、普通の動物のように食事をとる必要がありません。彼らは長い時間をかけて進化し、嵐や海水にも耐えることができるようになりました。そして、テオ・ヤンセンの究極の願いは、この動物たちの群れを浜辺に放すことです。
※ストランドビーストは「ビーチアニマル」と同義語です。
美術展 ]
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