Eggs&Seeds

キレイゴトと毒が目一杯詰まった法科大学院生のブログ。
いつか殻を破って何かになりたいと企みながら
頭に浮かんだ独り言をありのままに吐き出します。皆様見守ってやってください。
感想・ご意見その他、コメント・TB大歓迎☆(但し、スパムは見つけ次第削除させていただきます。)

<< November 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

[ - ]
- : - : 
<< prev entry  next entry >>

フェルメール展−光の画家とデルフトの巨匠達−@東京都美術館

『フェルメール展−光の画家とデルフトの巨匠達−』
●会期:2008年8月2日(土)〜12月14日(日)
●休室日:11月17日(月)、11月25日(火)
●時間:午前9時〜午後5時。毎週金曜日および11月22日(土)以降の毎週土曜日は、午前9時から午後8時まで夜間も開室。(いずれも入室は閉室時刻の30分前まで)



訪問は10月です。今更感ありまくりですがご容赦下さい。

フェルメール作品は7点。
哀愁漂う「リュートを調弦する女」が特に好き。



下記の引用にもあるとおり、フェルメールは光の画家と呼ばれています。
素人目に見ても、光の描き方が群を抜いていることは一目瞭然。
人物をそっと包み込んで見守るような優しい光が印象的です。
昨年「牛乳を注ぐ女」を見たときもそうでしたが、窓から差し込む光に目を奪われる。
光が主役、と言っても過言ではないと私は思います。

今回複数のフェルメール作品を見て、ふと思いついたこと。

フェルメールの人物に対する視線は、少なくとも絵を描くときの視線は、徹底して客観的、に思える。
対照的なのはルノワールの人物画。ルノワールの場合、画家がモデルに対して抱いていた感情が、絵の中に表現されている気がします。ルノワールにとって、その人物がこう見えていたんだろうなっていう絵。
フェルメールはもっと淡々と、眼前にある風景を構成する一要素として、人物を見つめているような印象。客観的な視線だからこそ、モデル自身が持っている感情(「リュートを調弦する女」なら悲哀?)はダイレクトに伝わってくる。フェルメールが、というよりは、第三者が見たらこう見える、という感じの絵。

うまく言えませんが、ルノワールが描くのは「愛しい女性」、フェルメールが描くのは「美しい女性」というか。ここまでに書いたことは、私が勝手にそう思ったというだけですが。

人物を描いた絵であることに違いは無いのに、画家の個性がこうはっきり出るというのは興味深いこと。画家がどんな意図で描いたのかまでは知らないし、そういう絵になるようにと意識していたのかもしれないけれど、もしこのような違いの原因が無意識下にあるとしたら、普段の何気ない人付き合いでの振舞い方や精神的態度が絵に表れているのかも!?

画家はどんな人物だったのか。どんな人生を送ったのか。
先入観なしに、絵からあれこれ想像してみると、また違った視点が得られそう。

ヨハネス・フェルメール( 1632-1675 )は、オランダのハーグ近くのデルフトという小都市に生まれました。彼がその生涯で残した作品は、わずか三十数点。この作品の少なさと、光を紡ぐ独特の技法の美しさから、彼は光の天才画家といえるでしょう。
フェルメールの作品が展覧会へ出品されることは、ほとんどありません。しかし 2008年、日本との修好150周年を記念する欧米各国の多大なるご尽力により、フェルメールの作品を中心に、オランダ絵画の黄金期を代表するデルフトの巨匠たちの絵画を一堂に集めた奇跡の展覧会が実現することになりました。
出品されるフェルメールの作品は、光に満ちた美しい空間を描いた風俗画の傑作《ワイングラスを持つ娘》、現存する 2 点の風景画のうちの 1 点《小路》、近年フェルメール作と認定され大きな話題となった《ヴァージナルの前に座る若い女》、晩年の優品《手紙を書く婦人と召使い》、《マルタとマリアの家のキリスト》、《ディアナとニンフたち》、《リュートを調弦する女》の一挙 7 点です。
このほかレンブラントに天才と称され、フェルメールの師であるとの説もあるカレル・ファブリティウス (1622-1654) や、デルフトに特有の技法を確立させたピーテル・デ・ホーホ (1617-1683) など、世界的にもごく稀少で非常に評価の高いデルフトの巨匠の作品も合わせて、38点が展示されます。
デルフトの芸術家による名作がこれほど一堂に集うことは、本国オランダでも希有であり、この奇跡の展覧会は、私たちにとってまさに一生に一度しかめぐり合えることのない機会といえるでしょう。
美術展 ]
comments(0) : trackbacks(0) : 

スポンサーサイト

[ - ]
- : - : 

COMMENTS






cookie:

TRACKBACKS

TB URL :: トラックバック機能は終了しました。