Eggs&Seeds

キレイゴトと毒が目一杯詰まった法科大学院生のブログ。
いつか殻を破って何かになりたいと企みながら
頭に浮かんだ独り言をありのままに吐き出します。皆様見守ってやってください。
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怪笑小説 (集英社文庫)

評価:
東野 圭吾
集英社
¥ 520
(1998-08)
思わずにやりと笑ってしまいそうになる、ブラックユーモアの詰まった短編集。
『手紙』『秘密』『白夜行』のような、東野氏の代表作とされる作品群とは全く趣を異にします。
ばかばかしく面白い、妙味な作品です。こういうのも私は好きw
それにしても、東野圭吾は奥が深い。この本で新しい一面を見た気がする。
『毒笑小説』も読んでみようかな。

『鬱積電車』
「世にも奇妙な物語」にあってもおかしくない雰囲気の作品。
満員電車に居合わせた人たちの心の声。
その本音というのが、確かに「あるある」と共感できる心理状態。
ありふれた日常の中の、表面上は平穏を装っている一風景も、もし全員の本音が聞こえたら大変なことになりますね。
心の声が聞こえたら確かに便利なこともある気がするけれど
マイナス面の方が相当大きいように思います。
知らない方が幸せなこと、世の中にはたくさんあるよね。

『あるジーサンに線香を』
アルジャーノンのパロディ。
これがまたなんとも秀逸で、著作権を盾にパロディをないがしろにはできませんw

『超たぬき理論』
UFOの正体はたぬきだった!?
どんなハチャメチャな主張だろうと、理屈をつけようと思えばいかようにでもつけられてしまう。
UFO宇宙人説の論者が、たぬき説論者を論破できない。
超常現象のもっともらしい理屈付けがいかにあやふやなものか、痛快に皮肉ってます。
これが一番、してやったりな作者の表情が目に浮かぶ作品だと思う。

『しかばね台分譲住宅』
特定の地方に根付く伝統行事。
そのルーツを探るととんでもない事実が出てくるかもしれません。
私たちの身近にある当たり前の物事も、遡ってみれば意外なものが背景にあったりして。
これも知らない方が幸せなことの部類…かも?



内容(「BOOK」データベースより)
年金暮らしの老女が芸能人の“おっかけ”にハマり、乏しい財産を使い果たしていく「おつかけバアさん」、“タヌキには超能力がある、UFOの正体は文福茶釜である”という説に命を賭ける男の「超たぬき理論」、周りの人間たちが人間以外の動物に見えてしまう中学生の悲劇「動物家族」…etc.ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。
 ]
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COMMENTS

posted by イダズラ  at 2008/03/24 04:59
高校のときに読んだよ。
でも、よく覚えてないわぁ・・・(笑)
posted by すずめっぐ  at 2008/03/31 23:24
内容を覚えてるような本じゃないものw
その場で楽しむ感じ?





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