Eggs&Seeds

キレイゴトと毒が目一杯詰まった法科大学院生のブログ。
いつか殻を破って何かになりたいと企みながら
頭に浮かんだ独り言をありのままに吐き出します。皆様見守ってやってください。
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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

評価:
梅田 望夫
筑摩書房
¥ 777
(2007-11-06)
Amazonランキング: 16位
◆『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』(梅田望夫)

ちょうどいいタイミングでこの本に出会った。
私がここ最近迷ったり悩んでいたりしていたことに、一つの示唆を与えてくれた本。

「好きなこと」「やりたいこと」を貫いて「飯を食」って、しかもそれが結果的に社会への貢献になっている。Googleしかり、wikipediaしかり、「高く険しい道」でも「けもの道」でも、自分の「好き」と共に走り続けている人は格好良いし、憧れる。

周囲を見渡しても、自分の「好き」を描けている人は生き生きしていて、何より楽しそう。特に学生団体の先輩や同期。彼らを見ていて、自分の内側からモチベートされて動くことでとてつもない強さが発揮されることは知っていたけれど、この本を読んでそれを再認識した。そして私が当時(ある意味今も)あれだけ先輩達の背中を追い続けていたのは、「好き」に裏打ちされた強さへの憧れがあったからに他ならない。できるものならあんな風になりたいと心から思った。

一方で、私がそこで感じた限界も、「好き」に関すること。
自分の中に確固とした「好き」が見つからない。根本的な問題。
「こんな価値を発信したい」
「どうしてもこれがやりたい」
一見無難な道に反してまで、それをやりたいというものが見つからない。
このことは最近散々考えていたことで
WANT MUST CANのWANTを探すのに苦労するという表現で
ここ数ヶ月の記事に幾度も書いた通りです。

他人の「好き」に乗っかって、他人のWANTを借りて頑張ることはある程度できる。
でもそれはやっぱり「ある程度」にしか過ぎなくて
「高く険しい道」や「けもの道」を歩けるほどに十分な
溢れんばかりのモチベーションは、他人のWANTを借りているだけでは生まれてこない。

「好きなこと」「やりたいこと」を貫く生き方に対しては、
確かに自分の中に強度の「好き」が存在しているけれど
じゃあ私の中に、貫きたい「好きなこと」「やりたいこと」はあるのかと言われると
無さそうだというのが正直なところ。
無い、というのは探す努力が足りないのかもしれない。
でも少なくとも、そう簡単には見つからない。
もともと興味対象が広く薄くな性格なので、「好き」センサーの感度レベルを下げれば「あれもこれも」となるし、レベルを上げれば何にも反応しなくなる。

他人のWANTを借りてそこそこ頑張れる能力は
ある意味で大組織に適応的ではありますが
大組織においてであれ「高く険しい道」や「けもの道」を歩くには
やっぱりもっとずっと強度のあるWANTが自分の中に必要な気がする。
他人のWANTに共感しました、だからそれを支えるために頑張ります、では弱いような。
そんなことないのかな。
共感のWANTでも共感の度合いが強ければ「好き」の強度が強いって言っていいのかも。
よく分からなくなってきました。
それでいいのなら、共感できる誰かのWANTを探しながら、それで何とか
「高く険しい道」や「けもの道」に行けないかと模索するのだけれど。

そもそも持っているWANTが弱かったり、広く薄くで結局一つの物事に対しては弱いWANTしかない人は、これからの時代を生き抜けるのか。
「高く険しい道」や「けもの道」を歩くことに憧れると同時に
そうした道を歩けない場合のサバイバル力にも不安を覚えたのも事実です。

というわけでmixiレビューではぼかしたことを書きつづってみました。
そういうブログですのでw

とにかく一読して損はない本だと思います。

内容紹介
現代は、江戸から明治に匹敵する「時代の大きな変わり目」だ。ウェブという「学習の高速道路」によって、どんな職業の可能性がひらかれたのか。食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、「好き」を貫いて知的に生きることは可能なのか。この混沌として面白い時代に、少しでも「見晴らしのいい場所」に立ち、より多くの自由を手にするために――。オプティミズムに貫かれ、リアリズムに裏打ちされた、待望の仕事論・人生論。『ウェブ進化論』完結篇。

著者について
1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。94年からシリコンバレー在住。97年にコンサルティング会社、ミューズ・アソシエイツを創業。2000年にベンチャー・キャピタル、パシフィカファンドを設立。05年3月より(株)はてな取締役。著書に、『ウェブ進化論』、『シリコンバレー精神』、『フューチャリスト宣言』(茂木健一郎氏との共著)、『ウェブ人間論』(平野啓一郎氏との共著)。


JUGEMテーマ:読書


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COMMENTS

posted by けしゴム  at 2007/12/02 21:57
突然ですが、司法試験のどこが難しいのでしょうか。
覚える量が多いのですか。
書かれている文章が難しいのでしょうか。
自分の見解が重視される試験で採点する人によって
点数が異なりやすいからなんですか。
posted by ツユキチ  at 2007/12/02 23:34
はじめまして。
好きこそものの上手なれ、ってやつですかね。
私が日頃漠然と考えたりしていることが文章でまとめられていて、ものすごく共感できました。
また来ます。
posted by すずめっぐ  at 2007/12/06 23:13
>けしゴム
コメントありがとうございます。
どこに難しさを感じるかは人それぞれだと思いますが、
私にとっては、絶対的な唯一解がないということが難しく、同時に面白いと感じる点でもあります。

>ツユキチさん
こちらこそ初めまして☆
「好き」という強い気持ちから生じた行動の力は、本当に絶大なパワーを秘めていると思います。
そんな風におっしゃっていただけると嬉しいです。
ぜひまたいらしてください^^





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